幸運をのせて食卓へ
コウノトリからの贈り物
かつては日本の至るところで見られた鳥「コウノトリ」。
数年前までは、日本ではもう野生のコウノトリを見る事はできなかった。
そんな中、約40年もの間、コウノトリの野生復帰に
取り組み続けてきた兵庫県の「豊岡市」。
日本で最後までコウノトリが生息していたこの町が、
長年の人工飼育で繁殖させたコウノトリの野生復帰を助けるために、
住みやすい環境づくりの一環として作っている「お米」がある。
それが、兵庫県但馬産コシヒカリ。その名も 「コウノトリ育むお米」。
コウノトリの野生復帰を助けるために、豊岡が始めたお米づくり。
まずはコウノトリの餌場となる田んぼが、生きものでいっぱいになるように。
お米の栽培には化学肥料や農薬は出来るだけ使わず、
生きものたちに苗の手入れをしてもらい、生きものたちに育んでもらう。
手間と時間はかかるが、何より安全なお米が作れる、昔ながらの農法。
すべては、コウノトリが安心して田んぼから餌を食べられる環境をつくるため。
コウノトリを想い、そして田んぼで暮らす生きものを何より大切にする農法。
そうして出来上がったお米は、「人」にも優しいお米でした。
これは、コウノトリが豊岡にもたらした、幸運の物語。
コウノトリと共に育んだこのお米が、あなたの大切な人たちに
「健康」と「幸運」を届けてくれますように、そう願いを込めて。