感じるタオル
引越し当日は引越し作業に伴う人や車の出入り、作業時の騒音などで少なからず迷惑をかけてしまいます。迷惑をかけてしまうお詫びと「これまでお世話になりました」という感謝の意味を込めて、引越しの前日~2日前までにはご近所には挨拶を済ませておくのが良いでしょう。
一軒家に住んでいた場合の挨拶の範囲は、「向こう三軒両隣」が基本です。集合住宅の場合は、両隣と自室の階上と階下の部屋に挨拶に伺いましょう。
数日前にご挨拶をしておくのがベストですが、引越し当日か遅くとも翌日までには伺うようにしましょう。
一戸建ての場合
一軒家の場合、基本的には自宅の両隣とお向かいの三軒、裏にあるお宅には挨拶しておくようにしましょう。可能ならば回覧板がまわってくるくらいのご近所にもご挨拶しておくと良いでしょう。
町内会がある場合には会長さんへのご挨拶もしておくと、よりスムーズに新しい生活がスタートできます。
集合住宅の場合
アパートやマンションなどの集合住宅の場合は、両隣と上下階の家へご挨拶しておくようにしましょう。
同じ階に住んでいる方にはこれから頻繁に顔を合わせることになるので、できる限り多くのお部屋にご挨拶しておいた方がよいでしょう。
また、集合住宅の管理人や自治会の役員の方へのご挨拶もしておくとよいでしょう。その際に、ゴミ出しのルールなどを聞いておくのも忘れずに。
社宅の場合は、20世帯程度の社宅であれば、全世帯に挨拶に伺うのが基本です。それ以上の世帯数であれば、両隣と上下の部屋に挨拶するのが通例です。
挨拶品の予算は500円~1000円が一般的。大家さんや町内会長さんなどには2,000~3,000円程度が目安です。
挨拶品は洗剤や石鹸、タオルなどの日用品やクッキーが無難でしょう。かさばるものや生ものはやめましょう。
のし紙は紅白の蝶結びの水引。
転居先の場合は、のしの表書きの上書きは「ご挨拶」、のし下には贈り主の名字を書きます。
のしは包装紙で包んだ上からのし紙をかける「外のし」が一般的です。
挨拶品に簡単な挨拶状を添えて、郵便ポストに入れておくと良いでしょう。
絶対に手渡しをしなければ失礼にあたるということはありません。